2025年5月4日 ——
世界を揺るがす大ニュースが飛び込んできた。
スイスのバイオ企業「LIFEX社」が、本日行われた国際会見にて、**「人の生物学的寿命を最大120年まで延ばす可能性を持つ薬剤」**の開発に成功したと発表したのだ。
その名も――「リバース-01(REVERSE-01)」
■ 見た目も、臓器も、細胞も「若返る」
REVERSE-01は、老化の根本原因とされるテロメアの短縮・ミトコンドリア機能低下・細胞炎症の蓄積に多面的にアプローチする、いわば“老化ハック薬”。
服用者の細胞年齢を10~15年巻き戻す作用が確認されており、これにより臓器機能の改善、肌の再生、記憶力の向上など、全身にわたる若返り効果が報告されている。
開発責任者であるマルク・シュトラウス博士は会見でこう語った。
「老化は、もはや“自然な現象”ではなく、“治療可能な状態”であると私たちは考え始めています。」
■ 実験段階では80歳が60歳の体力を回復
初期の臨床試験では、80代の被験者がREVERSE-01を6ヶ月間服用した結果、
- 肺活量が40代レベルに回復
- 筋力テストで20歳時と同等のスコアを記録
- うつ症状の軽減、睡眠の質向上も確認
など、**実年齢と見た目・身体能力の“逆転現象”**が複数確認された。
また、認知症の初期症状に対しても一定の改善が見られており、医療界からも注目が集まっている。
■ 永遠の命は実現するのか? 研究者たちの見解は分かれる
REVERSE-01は確かに若返りの兆しを見せているが、「永遠の命」を保証するものではない。
多くの研究者は「寿命の延長が可能になっても、“生きる意味”や“老いる価値”をどう再定義するかが社会課題になる」と指摘する。
- 100歳が“まだ現役”の社会とは?
- 年金制度や雇用サイクルはどうなる?
- 家族の世代感覚、時間の価値観は変わる?
「ただ生きる期間を増やすだけでは、幸せになれない」
という声が倫理学者からも上がっている。
■ 妄想エンジニアの視点:君は120年、生きたいか?
技術はここまで来た。
だが、120年生きることが本当に“得”なのか、“幸福”なのか、私たちは考え直す必要がある。
- 100歳から大学に入り直す人生もアリ?
- 「第3の青春」を60歳で迎える時代?
- 「結婚→離婚→再婚→新卒→起業→新たな推し活」が可能なライフパターン?
もし寿命が2倍になったら、1つの人生で2つの人生を生きる時代になるかもしれない。
生きる時間が増えるということは、「何を成すか」も、「何を忘れるか」も、もっと自由になるということだ。
生きるという冒険のステージが、今、1段階上がろうとしている――。
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